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【塾の選び方】ポイントや失敗しないための注意点

更新日:2024/11/20 公開日:2020/02/13

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いざ子供を塾に入れようと思ってもどこがいいのか迷っている親は多いでしょう。塾は目的によって指導内容がさまざまです。高度な内容を教えている塾がいいというものでもなく、子供のレベルに合った場所を選ばなければなりません。この記事では、子供にとって最適な塾を見つけるためのポイント、失敗を防ぐ注意点を解説していきます。

1.塾に入るメリットとは?

まずは「勉強のサポートをしてくれる」ことです。学校の授業についていけなくなった場合、塾で復習をすれば理解を深められます。親でも子供の勉強をみてあげられる場合はあるものの、いつも近くにいられるわけではありません。家事や仕事があることを考えれば、塾に任せるほうが安心です。また、「受験対策」も外せないメリットです。中学受験や高校受験では学校で習った範囲の応用問題が出されます。学校の成績がよくても、入試でつまずく子供は少なくありません。塾では受験対策に特化した指導カリキュラムを設けているところもあります。最新の受験情報もリサーチしてくれているので、親子ともに頼れる存在です。

そして、「仲間ができる」ことも塾の魅力です。塾に通う子供たちは誰もが成績を上げるという共通の目標を抱いています。仲間と励まし合い、切磋琢磨することでモチベーションも上がっていきます。

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2.塾の選び方のポイント

実際に塾を選ぶ際には注目するべきポイントがいくつかあります。以下、塾選びの参考になる点を挙げていきます。

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2-1.家からの距離

塾へのアクセスは重要なポイントです。負担を感じずに通える距離が理想です。もしも家から遠い場所にある塾だと、子供は通っているうちに苦痛を覚えてしまいかねません。さらに、塾から帰ってくる子供を待つのも心配の種です。特に、小学生くらいの子供が夜遅くに帰ってくる状態が続くのは危険だといえます。

ただ、家からの距離だけが問題になるわけではありません。家には近くても学校から遠いと、子供が通うのに疲れてしまうからです。逆に、家から多少離れていても学校から近ければ、通学路の途中で塾によることが可能です。子供が塾に苦手意識を抱かないためには、通いやすい塾を選びましょう。

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2-2.費用

次に、「塾の費用」も大切です。多くの塾が月謝制をとっています。つまり、毎月家庭の負担になりうる費用なので、高すぎる塾を選んでも子供を通わせるのが厳しくなっていきます。指導実績が豊富な名門塾に通わせたくても、月謝が莫大になることは少なくありません。また、料金体系を明文化していない塾もあります。こうしたケースでは子供を入塾させてから教材費などの名目で追加料金を請求される恐れが出てきます。

後から費用を知らされてうろたえないためにも、費用の相場をしっかり押さえておきましょう。インターネットで調べれば、子供の年齢別で塾の相場は調べられます。もしも興味を持った塾の費用が高いと感じたら、スタッフに問い合わせて根拠を確認するのが安全です。また、塾から資料請求する方法もあります。インターネットでは分かりにくかった情報も、パンフレットでチェック可能だからです。

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2-3.合格実績

受験を控えて子供を塾に通わせるなら「合格実績」にも注目しましょう。要するに、その塾からどれくらいの人数がどのレベルの学校に合格したかを示すデータです。合格実績は数も重要ではあるものの、子供の志望校に関するデータを中心に調べます。塾の指導方法はさまざまなので、名門であっても特定の学校に対しては実績を残せていないケースがあります。

また、「合格数」だけでなく「合格率」を押さえることも大切です。「合格数100件」といわれれば、なんとなく誇らしい実績だと思う人は多いはずです。ただ、実際には「1000件中の100件」だとすれば合格率10%です。決して自慢のできる数字ではありません。なお、合格実績を強くアピールしていない塾も見られます。受験だけが塾に通う意味ではないので、合格実績の重要度は他の項目より低く位置付けられます。

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2-4.講師・カリキュラム

塾で教鞭をふるう講師の質も無視できません。いうまでもなく、成績を伸ばせる講師がいる塾は要注目です。ただ、スパルタ方式で無理やり勉強させる講師なら、子供の心を傷つける危険が出てきます。指導のペースはゆっくりでも、子供と信頼関係を築ける講師を選ぶのもひとつの方法です。講師の実績はホームページやパンフレットに記載されていることもあります。ただ、学習塾や個別指導塾ではいくら優秀であっても講師の実績を文章にしにくいといえます。講師の実績を確認できない場合は、子供に体験授業を受けさせてみて相性を確かめてみましょう。

講師以外にも塾のカリキュラムはポイントとして外せません。どのような教科をどこまで教えるのかは事前に知っておきたいところです。復習と予習、受験対策など、子供の目的とカリキュラムを照らし合わせましょう。そのうえで、子供が授業についていけるような塾を選びます。

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2-5.サポート体制

塾のサポート体制もチェックしましょう。塾の価値は授業だけで決まりません。学校や親では分からないさまざまな悩みを相談できるのが塾の強みです。たとえば、子供の進路相談は情報に詳しい塾だからこそ正確に答えられるテーマです。また、自宅での学習についても塾講師は専門家の立場から意見を述べてくれます。そのほか、子供の学習意欲を上げるために親ができることなどをアドバイスしてくれる塾もあります。子供の成績は学校と塾、家での態度によって左右されるため、講師と親のコミュニケーションはかなり大切です。

受験を控えた子供を持つ親からしても、塾の存在は心強く感じられます。繊細な時期に受験のプレッシャーへとさらされる子供たちは精神的に不安定となりがちです。親の立場でどのような言葉をかければいいのか分からなくなることもあるでしょう。経験豊富な塾講師からサポート方法を教えてもらえれば子供をしっかり支えていけます。

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3.いい塾を選ぶために

塾の選び方では、親や子供の意識も肝心です。「いい塾」の基準は人それぞれなので、自分たちの目的を叶えてくれる場所を見極めましょう。この段落では、塾選びに必要な姿勢を紹介します。

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3-1.塾に通う目的を明確化する

第一に「目的の明確化」です。塾ごとに個性、理念は異なります。感覚で塾を選んでも後からミスマッチを感じやすくなるでしょう。子供が何を求めているのかを察知し、そこに重点を置いている塾を探すことが大事です。たとえば、学校の授業を難しいと思っている子供には復習をサポートしてくれる塾が向いています。分からない点を丁寧に教えてくれるだけでなく、自宅学習のコツまでアドバイスをもらえるのが理想です。また、受験対策として塾に通うなら指導カリキュラムを確認しなければなりません。志望校に合ったコースが設けられている塾を選ぶのが鉄則です。

そのうえで、講師や雰囲気などをリサーチし、子供の性格で通い続けられそうかを考えます。迷ったときは、「そもそもなぜ塾が必要か」という原点に立ち返りましょう。そうすれば、複数ある候補も絞り込みやすくなります。

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3-2.複数の塾を比較する

第二に「いくつかの塾を見比べる」ことを意識します。1つの塾を調べていても、優れた点を深く理解できません。また、実績や料金でおかしな部分があっても見逃しやすくなります。複数の塾を比較することによってそれぞれの特徴が際立ってくるでしょう。たとえば、同じような料金体系なのに一方の塾で極端に合格実績が低いとすれば、指導内容に問題がある可能性は高いといえます。また、時間割を見比べたとき、どの塾がどのような教科に力を入れているかが一目瞭然となります。

これらの比較ポイントはパンフレットやホームページに載っていることも珍しくありません。ただ、開示されている情報はいつのものか確認できないのがデメリットです。それに、宣伝目的で誇張されていることもありえます。可能な限り体験授業を利用して塾の雰囲気に触れましょう。疑問点もその場でつぶしておけば、他の塾との違いを明らかにできます。

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4.塾選びのよくある失敗

ここからは、塾選びでよく起こる失敗事例を紹介します。おおまかな失敗のパターンは決まっているので、参考にして同じ過ちを繰り返さないようにしましょう。

4-1.友達が通っている

子供の友達が通っているからという選び方は失敗の元です。また、親の知り合いが勧めてくれただけで安易に決めるのも止めましょう。もちろん、友達が通っていることのメリットもあります。子供が楽しんで塾に行けますし、周囲と健全なライバル関係を結ぶこともできます。しかし、それ以外にさまざまなデメリットも生じるのです。

友達の塾が自分にも合っているとは限りません。本人の学習レベルに見合っていないと、塾に通い始めてすぐ授業から置いていかれます。十分なサポートをしてくれる塾でないのなら、友達との差はますます開いていきます。その結果、子供が勉強するモチベーションをなくして成績が下降していくこともありえます。友達にとっていい塾とは、あくまで他人の基準でしかありません。世間でどのように思われようと本人が通いやすく、授業も分かりやすいのがいい塾です。塾選びでは他人の意見に左右されすぎないよう心がけましょう。

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4-2.家から近い

「通いやすさ」だけで決めるのも問題です。もちろん、家から近い距離に塾があるのは魅力的な条件です。子供を通わせる親の立場からしても安心でしょう。距離を判断基準にして塾を選んでいる家庭も少なくありません。ただ、距離だけでなく塾の方針、カリキュラムまできっちり確認してから入塾を決めることが大事です。塾に通う大きな目的はとどのつまり「学習能力の向上」です。いくら通いやすくても、子供の成績を伸ばしてくれない塾なら通わせ続ける意味がありません。多少遠くてもカリキュラムの充実している塾に通わせるほうがいい場合もあるのです。何度も書いてきたように、目的と合致している塾を選ぶようにしましょう。

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4-3.月謝が安い

費用の安い塾も要注意です。確かに、多くの塾は月謝も安くないので料金設定が低いと魅力的に映るものです。ただ、よく考えれば塾の月謝は高くても仕方がない部分もあります。場所代から人件費、教材費などを含めればそれなりの料金になります。それなのに費用が抑えられているのは、警戒するべき背景があるといえます。たとえば、講師陣の質を問わないことで人件費を安くしているところもあるでしょう。サポート体制が不十分で授業を適当にこなしているだけとも考えられます。教材費を削減し過去のテキストを使いまわし続けているような塾なら、正しい勉強方法が身につきません。

そのほか、入塾してから想定外の料金を請求されるパターンもありえます。テキスト代が基本費用に含まれていなかったり、強制的なオプション料金が発生したりして最終的に高額となってしまうのです。料金体系の確認を怠ると大損をするので最初に塾側と細かく話し合うべきです。

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5.集団塾と個別指導塾の違い

塾の形式には大きく分けて「集団」と「個別指導」があります。いずれもメリットとデメリットがあるので特徴を踏まえてから選びましょう。以下、集団塾と個別指導塾の説明をします。

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5-1.集団塾

大勢の塾生が一緒に授業を受けるのが集団塾です。主なメリットは、質の高い講師が所属している塾の多さです。また、塾生同士で刺激を与え合うことができます。一方、全員に同じ授業がなされるので、分からない生徒がいても講師が止まってくれることはあまりありません。そのため、塾生によってレベルの差が開きやすい傾向が顕著です。

それに、実力のある講師が授業を行うのは、大手塾であっても上位クラスだけ、または大規模校舎での授業となることがあるので、必ずしも塾生が満足感を覚えられると限りません。ただ、周囲に触発されて1人よりも頑張れる子供には集団塾が向いています。

5-2.個別指導塾

マンツーマン指導で講師が塾生に向き合ってくれる形式です。塾生の理解力に合わせてカリキュラムが組まれるのはメリットです。塾生ごとに違った授業内容が進んでいくので、苦手分野を集中的に克服できます。また、疑問はその場で質問できるため、講師から置いていかれるようなことがありません。分からない部分が分かるようになるまで熱心に教えてくれます。

ただし、周囲に仲間がいなくてやる気を保ちにくい側面もあります。親のデメリットとして、集団塾よりも費用は高くなりがちです。それでも、苦手分野や得意分野がはっきりしていて、マイペースに学びたい子供にはぴったりでしょう。

6.子どもにあった塾選びを

数多くの塾がまったく異なるカリキュラム、指導方針を設定して子供たちを待っています。どこが本当に優れているのか、分からなくなることも少なくありません。ただ、子供のやりたい勉強を知ったうえで目的を一緒に探せば、相性のいい塾は見えてきます。また、個別指導塾のスクールIEでは学習相談会や教室見学会なども実施しています。実際に雰囲気を確かめてから申し込むのもひとつの方法です。

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執筆者:スクールIE コラム編集部

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