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【高校受験】中学生の合格に必要な勉強時間の平均とは?

更新日:2024/11/20 公開日:2020/07/16

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高校受験が近づいてくると、子どもの勉強量や成績について気になるお母さんやお父さんもいるのではないでしょうか。しかし、親があまり過敏にならない方が子どもにとって勉強しやすい場合もあります。そこで、この記事では中学生の平均的な勉強時間や、受験を控えた子どもに親はどのように関わるべきなのか、そして子どものやる気を引き出すにはどのように対応すべきなのかを解説していきます。

1.平均的な勉強時間

子どもが十分に勉強しているのかどうか不安になるお母さんやお父さんは多いかもしれません。そこで、中学生の平均的な勉強時間について時期別に紹介していきます。

1-1.中学2年生まで

中学生は部活や習い事をしている子どもが多く、勉強に当てる時間は意外とありません。その中で普段優先させたいのは宿題です。宿題をきちんとこなしているかどうかは成績を左右するため、必ずするようにしましょう。

他にやっておきたいことは復習です。宿題にかかる時間が30分程度として、復習も含めると1日1時間程度が平均的な勉強時間といえます。ただし、テスト前は部活が休みに入ることが多くなるため、この時期は勉強量を増やしていきましょう。

平日の場合で3時間以上は勉強に時間を取ることができます。休日であれば8時間を目標に勉強する姿勢が必要です。この時期は宿題の提出や定期試験に力を入れ、できるだけ内申点を下げないように注意しましょう。

他に気をつけておきたいことといえば、睡眠時間を十分に取ることです。8時間ほど睡眠に時間を取り、休日は8時間勉強した場合でも残り8時間程度は自由時間になります。自由時間は自分の好きなことにあてて、気分をリラックスさせることも大切です。

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1-2.中学3年生

中学3年生で心がけたいのは、受験を意識して勉強を進めていくことです。ここでは、どれくらい勉強しておいたらいいかを時期別で説明していきます。

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1-2-1.夏休みまで

3年生といっても、実際には部活を引退するまでは、勉強中心の生活に切り替えるのは難しいといえます。そのため、中学3年生まで家庭での勉強に時間を割いていないという子どもは多いかもしれません。通常、部活を続けるのは夏休み前までが一般的です。中学3年生になっても、7月まで家庭で勉強する時間は平均で2時間程度といっていいでしょう。定期試験の前であっても、せいぜい5時間程度です。

しかし、部活があるといっても勉強を後回しにしてはいけません。いざ部活を引退すれば、その後はすぐに勉強中心に生活に変わります。部活をやめてから自然に勉強の習慣がつくように、それ以前から少しでも勉強は続けておきましょう。

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1-2-2.夏休み

夏休みは部活も引退しているため、情熱をもって勉強に時間を費やせる時期です。子ども自身が自分で予定を組み、苦手な部分を集中して勉強できる時期でもあります。これまで部活などでなかなか復習に時間をとれなかった場合でも、この時期にしっかり取り組めるようにしましょう。できない部分があれば、少しでも克服しておくことが大切です。夏休みは家庭内で勉強を続けるのも良いですが、学習塾の利用も適度な刺激になります。

学習塾に通うことで周囲と自分を良い意味で比較できるため、モチベーション維持を目的に通うという考え方もできます。もちろん、家庭での勉強では限界がある教科の解決にも役立てることができます。夏休みはこれまで学んできた基礎をしっかり学習しておきたい時期です。基礎を徹底的に学んでおけば、応用問題なども解きやすくなります。学習塾と家庭を合わせ、1日6〜8時間程度は勉強する習慣をつけましょう。

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1-2-3.冬休みまで

夏休みが終わって学校が再開してからは、だいたいどれくらい勉強に時間を取ればいいのでしょうか。夏休みの間にしっかり勉強を続けてきていれば、そのまま習慣化してペースを維持しやすくなります。9月〜冬休みに入るまでの時期は、全体的に受験の雰囲気が高まってくることもあり、勉強に集中しやすいといえます。これまで部活に時間を費やしていた子どもであれば、さらに勉強に本腰を入れる時期です。

この時期になると塾に通う子どもや学校で自習をする子どもが増えてきます。2学期に入ってからは、平日でも家庭と塾など1日4時間程度は勉強するようにしましょう。休日も気を緩めずに勉強するペースを崩さないことが大切です。できれば1日6時間は勉強しておくのが理想的ですが、少ない場合でも3時間程度は時間をかけることが望ましいといえます。

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1-2-4.冬休み

子どもにとって冬休みは、高校受験前の最後の休みです。この時期は1年生から学んできた基礎を固めておくことが重要なため、過去問にとりかかって苦手な部分を克服するのが好ましいといえます。また、自分の実力を把握するために模擬試験を受けるのも大切なことです。塾をうまく活用しながらどこが苦手なのかしっかり把握し、確実に解けるように力をつけていくようにしましょう。新たに難しい問題にとりかかるより、基礎問題をきちんと解けるようにすることがポイントになります。

冬休みに望ましい勉強時間は、塾も含めて1日8時間程度です。親としても、子どもが十分勉強しているか気になる時期ですが、あまり口にしてしまうのは逆効果になるかもしれません。この時期は受験生本人が神経質になりやすいため、見守るくらいの気持ちでいることも大切です。勉強に十分時間を取った後は適度に休憩を促すなど、様子を見ながら頑張りすぎないよう配慮してあげましょう。

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1-2-5.冬休みから受験まで

冬休みが終わると、そこから受験までは追い込み期です。受験が成功できるかどうかはこの時期で決まるといっても過言ではなく、甘いことは言っていられません。難しい問題に挑戦するより、自分が苦手な基礎をしっかり解けるようにしておきたい時期です。実際に受験する志望校の過去問を中心に、さらに集中して勉強していきましょう。

冬休みから受験までの間に勉強にかける時間は、平日でも5時間程度、休日は8時間程度が一般的です。

しかし、受験が近いといっても大切なのは体調管理です。せっかく勉強をしても、受験当日に体調を崩して十分な力が発揮できなければ意味がありません。受験までの間は睡眠時間をあまり削らないようにし、風邪などをひかないよう体調管理に注意しましょう。子どもが深夜まで無理をしていないか、食事など体調管理は万全かどうか、周囲が気をつけてあげたい時期です。

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2.効率よく勉強するためのポイント

受験で実力がどこまで発揮できるかは、どれくらい効率的に勉強できるかどうかで変わってきます。では、どのようにすれば効率良く勉強ができるのか紹介します。

まず、子どもにとってどのような環境が勉強に集中できるのか知っておくことです。どのような塾が合っているのか判断することも大切ですし、子ども部屋など家庭での空間が勉強に適しているかどうかも考えてみましょう。子どもが集中できることが1番ですから、相談されたときには親としてできる限り応じてあげる姿勢を忘れてはいけません。

勉強の基本は、繰り返し復習してとにかく記憶を定着させることです。得意な科目であっても、時間の経過とともに忘れてしまうことは良くあります。一度記憶したものでも、何度も繰り返して徹底的に頭に記憶させましょう。そして、睡眠の周期を意識しながら十分眠ることもおろそかにしてはいけません。10代の前半までは1日8時間以上の睡眠時間が必要です。勉強に集中して夜ふかしをすることなく、早めの就寝を心がけることも効率良く勉強する環境づくりにつながります。

さらにTODOリストを作成し、志望校合格までにやるべきことを可視化することで学習効率アップが期待できます。今、自分が抱えている課題を可視化すれば、次に何をすべきかを把握できるようになるでしょう。また、小さな目標をいくつも作っておくと、やるべきことを終えたときに達成感を得られ、モチベーションを持続することができます。志望校合格に向けて、何ができていないのかを明確にする取り組みが重要です。

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3.勉強のやる気を上げる親の関わり方

受験勉強は気になるものの、思春期の子どもに親としてどのように接するべきか悩む人は多いかもしれません。ここでは、受験をひかえた子どもへの接し方について解説していきます。

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3-1.信頼関係を築く

まず、親としてもっとも大切なのは子どもとの信頼関係を築くことです。子どもから信頼してもらうには、相手が置かれている立場を理解して共感する姿勢を忘れてはいけません。一方的な決めつけで話をしたり、子どもの気持ちを無視した態度をとったりすれば信頼を得ることはできないでしょう。

受験に対しての迷いや悩みを相談されたら、子どもの考えを尊重しながら聞いてあげることが重要です。たとえ自分の考え方とは違う部分があっても、否定せずに共感することで子どもは心を開いてくれます。子どもの気持ちに沿ってあげることができれば、親として良いアドバイスができるようになるでしょう。

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3-2.口を出さないようにする

たとえ相手が子どもでも、何でも指示するのは良くありません。中学生になれば、自分の進路を自ら決めたいと考えるのは自然なことです。志望校や将来に向けての希望など意見が合わないと感じても、自分の考えを押しつけないようにしましょう。勉強方法や塾に通うかどうかについても、本人の意思を尊重することが重要です。そもそも、成績が伸びる子どもは自分で考えて計画を立てることができます。心配しすぎることなく、子どもを信頼して任せる姿勢を忘れてはいけません。

余計な口出しはせずに、子ども自身が考えて判断できる環境を作ってあげるのは親の役目です。そうすることで、子どもの自立心を育むことができます。ただし、子どもがなかなか決められないときや相談されたときは、親としてアドバイスをしてあげるときです。その際も一方的に指示するのではなく、最終的な判断は子どもができるように選択肢を作ってあげましょう。

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3-3.失敗を許す

子どもが失敗したとき、すべてを否定するのは良くありません。子どもが自信を喪失する原因になりますし、必要以上に責める行為は子どもとの信頼関係を崩してしまいます。成績が下がってしまうことがあっても、結果だけで判断することなく過程はどうだったかを見てあげるようにしましょう。

そして、努力したことを褒める姿勢が大切です。失敗を責め立ててばかりいると、何も話してくれない子どもになるかもしれません。そればかりか、親に責められないようカンニングなど不正をしてまで成績をあげようとすることも心配されます。子どもが失敗したときは責めることはせず、大らかに許す気持ちを持ちましょう。そうすることで、失敗を恐れずに果敢に挑戦できる子どもに育てることができます。

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3-4.成長を認める

親として子どもの成長を認めてあげることは大切なことです。成果だけで判断するのではなく、どれだけ成長しているかを見てあげるようにしましょう。子どもが成長していても、それが必ずしも成果につながるとは限りません。十分な力はついていながらも、すぐに成果を出せないことだってあります。そのことをしっかり心に留めておき、子どもの成長を見て喜んであげることが親の役割といえます。

兄弟や他の子どもと比べるのも良くないことです。たとえ他と比べて成績が悪い場合でも、少しずつ実力がついていることもあります。否定はせずに褒めることを優先し、次に頑張れるように導いてあげましょう。

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4.勉強のやる気が上がらない子にしてあげると良いこと

子供の力を伸ばすためには、親が過剰に口出ししないことは大切です。しかし、中にはやる気を出さない子どももいるので適切なサポートをしてあげましょう。そこで、親としてどのようなことをしてあげるべきか説明していきます。

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4-1.環境を用意する

中学1年生のうちはまだ精神面が幼く、自立させるのは難しい面があります。その場合は、勉強しやすい環境を整えることで子どもの自立を促してみましょう。

例えば、家庭では思うように勉強できなくても、塾に行けば勉強ができるという子どももいます。1人ではやる気を起こさなくても、受験に向かって真剣に勉強に取り組んでいる人たちに囲まれることで、自然に勉強への意欲が湧くこともあるでしょう。

塾だけでなく、自分の子どもに合っている環境は何かを判断して整えてあげることが大切です。ゲームやスポーツのように、勉強も目に見える形があれば子どもの興味が増すかもしれません。明確な成果がわかるような環境を与えることで、もっと成績を上げたいという自主性が出てくることもあります。

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4-2.勉強のアシストをしてあげる

勉強するようにしつこく迫るのは子どものやる気を失わせてしまうことがあります。それよりも、できるだけ子どもが自発的に勉強する環境を作ってあげましょう。仕方ないと感じながらも、子ども自身が勉強する気持ちを持つように促すことが大切です。

例えば「何時までは勉強をする」「ここまでは終わらせる」といった具合に、親がゴールを提示してみましょう。その場合、いきなりハードルを上げてはいけません。はじめから範囲を広げるのではなく、少しずつ勉強する量を増やしていくことがポイントです。無理をしない範囲から始めて自然に勉強を習慣づけていき、塾通いや進路など子どもから相談を受けたら親ができることをアシストしてあげましょう。

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5.子どもの個性に合わせて「やる気」を引き出す学習塾を選ぶ

中学生の勉強について親として不安を感じるのは当然かもしれませんが、まず子どものことを理解してあげることが大切です。そうすることで子どもが心を開き、親を信頼して勉強に集中できるようになるでしょう。もっともいきなり子どものやる気を引き出して、自分から勉強をする姿勢にする事は難しいかもしれません。そんなときは、お子さま一人ひとりの個性に合わせた個別指導を行うスクールIEの利用を検討してみてはいかがでしょうか。学習習慣の見直しから、受験対策までお子さまに合わせて行っていきます。

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執筆者:スクールIE コラム編集部

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