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【勉強方法】学力が伸びる勉強法を教えます!

更新日:2024/11/20 公開日:2020/07/27

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親御さんにとって、子どもの学力アップは大きな課題と言えるでしょう。それだけに、子どもの成績や試験の点数の伸び悩みを感じる人もいるかもしれません。子どもの学力アップには、親御さんのサポートが大きな鍵を握ります。そのためには、勉強法を見直すのも一案です。この記事では、効率よく勉強するポイントやおすすめの勉強法について紹介していきます。

1.こんな勉強法をしている人いませんか?

学力を伸ばすためには、毎日の学習を定着させる必要があります。「塵も積もれば山となる」のことわざが示すように、日ごろの努力なしで結果を出すことは困難だからです。もちろん、勉強しているからといって安心はできません。間違った勉強法を続けていると、学力が伸び悩むことが少なくないからです。この段落では、陥りやすい間違った勉強法について解説していきましょう。

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1-1.作業だけで勉強した気になってしまい実際は身に付いていない

学校の授業で習った内容を自分のものにするには、自分がやりやすい方法で勉強することが大切です。そのためには、教科書への線引きをはじめ、ノートまとめや単語帳の作成などは欠かせないと言えるでしょう。実際、それらに費やす時間も勉強時間に含まれます。ただ、このような作業をするだけなのに勉強した気になることも少なくありません。もちろん、一連の作業を行うことでまとめた内容が頭に入るため、多少の学習効果は期待できるでしょう。ですが、まとめの作業自体が目的になってしまっては、内容の深い理解にはつながらないことを把握しておきましょう。

授業内容を身に付けるために「知識のインプット」が必要です。しかし、インプット作業に時間を割くのは望ましくありません。また、時間がかかる割には成績アップにつながりにくいのです。新たな知識を自分のものにするためには、積極的なアウトプット作業は欠かせません。自分の言葉で表現することで、より深い理解にもつながるのです。そのためには、より多くの問題をとくなど、実践力を身に付ける必要がでてきます。まとめ作業で手を動かすことに留めず、しっかり頭を働かせることが重要です。

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1-2.問題をといて答え合わせをして終わってしまう

学んだことを身に付けるためには、知識のインプット作業だけでなく、問題をとくなどのアウトプット作業が大きな鍵を握ることがわかりました。ただし、そこにも大きな課題が潜んでいるのです。問題をといた後に答え合わせをするのは自然の流れと言えるでしょう。しかし「答え合わせをして終わり」では、十分な知識の習得や理解にはつながりません。もし、間違えた箇所を見つけたり、よく理解できない箇所があったりしたとき、そのまま放置している場合は注意が必要です。解答を間違えること自体が悪いというのではありません。間違えたままで放置していると、根本的な理解ができていないため、同じ間違いの繰り返しにつながるのです。

間違い箇所を見つけたときは、少しでも早く理解して納得できるように心がけましょう。そのためには、テキストの解説を読むのも一案です。また、学校や塾の先生への質問も視野に入れると良いでしょう。間違えた箇所を確実に理解するには、繰り返して問題をとき直すことで効率的に解法や知識を身に付けられます。学力を伸ばすためには、小さなつまずきを見逃さないことが大切です。日ごろの学習で疑問に感じた事柄は、その都度、立ち止まって地固めするように意識しましょう。

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1-3.得意分野のみ勉強する

自分が好きな分野や得意分野に対しては、積極的に取り組みがちです。また、そのほうがストレスを感じることが少なく、むしろ心地良ささえ感じるでしょう。このような傾向は、子どもの勉強法にもみられます。しかし、自分が好きな教科、さらに、好きな分野を重点的に勉強している場合は要注意です。苦手な分野の勉強には積極的になりにくいため、得意分野と不得意分野との差がますます開いてしまいます。

実際、同じ教科のなかでも、得意分野とそうでない分野の両方が存在する子どもも少なくありません。もちろん、得意分野に力を入れることで、自分に自信を持つことにもつながります。その結果、勉強が楽しくなるなどの副産物も期待できるかもしれません。しかし、このようなやり方には子どもの好き嫌いが反映されることが多いため、効率的な成績アップができにくい勉強法なのです。

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1-4.復習をするタイミングを間違っている

効率的な学びには、日ごろからの予習・復習が欠かせません。それらを習慣づけることで学力アップにつながることも把握しておきましょう。ただし、そのタイミングを間違わないことも大切です。授業で学んだことを確実に習得するためには、復習を欠かすことができません。地道な作業ですが、日々の積み重ねが大きな実を結ぶのです。また、適切なタイミングで復習することで、より短時間で多くの内容を覚えることにもつながります。そのためには、復習に適したタイミングを知ったうえで、有効活用していきましょう。

復習タイミングの把握に際して、よく参考にするのがエビングハウスの「忘却曲線」です。こちらは、無意味な音節を記憶したうえで、時間の経過とともにどれだけ忘れるのかを数値化したものです。勉強直後の記憶を100%と位置づけたこちらのデータからは、わずか20分後には42%の内容を忘れることがわかりました。興味のあるものならもっと覚えているかもしれません。しかし、何もしなければ時間が経つにつれ忘れてしまうことは多いのです。

このエビングハウスの「忘却曲線」をもとに研究を進めた、カナダのウォータールー大学の研究結果に注目しましょう。こちらも勉強直後の記憶を100%とします。その後、すぐに忘却が始まりますが、学んでから24時間以内に10分間の復習をすることで記憶が100%戻ります。また、次の復習を1週間以内にすると5分で記憶が戻り、1カ月以内に復習すれば2~4分で記憶が戻ることもわかりました。つまり、学んだ日のうちに復習をするのはもちろん、1週間以内、1カ月以内といった定期的な復習を繰り返すことで、学んだ内容の記憶保持にも役立つことが期待されます。日ごろからの復習により、定期テスト前などに慌てなくて済むなどのメリットもでてくるのです。

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1-5.先生や親が怖いため本来の勉強に集中できていない

学習内容の習得には、子どもを取り巻く人的環境も大きな要因になります。毎日の勉強を習慣づけることが大切ですが、それが子どものストレス源になっているかもしれません。もし、先生や親が怖いと大きなプレッシャーを感じてしまいます。誰しも緊張しているときは集中力の低下がみられます。これは、大人のみなさんも経験しているのではないでしょうか。

先生や親が子どもに接するとき、態度が厳しすぎることがあるかもしれません。言葉遣い一つでも大切です。子どもを激励したい気持ちはわかりますが、否定的な言葉を連発してしまうと子どもが委縮してしまいます。「答えを間違えると怒られる」といった感情が沸き起こるため、大人の顔色をうかがって勉強に集中するどころではなくなるのです。また、聞きたいことがあっても、恐怖心が先立ち質問を躊躇するかもしれません。子どもの学力を伸ばすためには、子どもがリラックスして勉強に取り組める環境づくりが必要です。そのためには、子どもとの信頼関係が大きな鍵を握ります。子どもが持つ可能性を最大限に伸ばすためにも、子どもへの褒め言葉や子どもに共感するような声掛けを取り入れていきましょう。

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1-6.暗記を避けている

勉強した内容をマスターするためには、自分の言葉で理解することが大切です。一方、暗記が必要なケースも少なくないのです。暗記は非効率的と考える人もいるかもしれませんが、暗記を避けるといつも同じ箇所でつまずくことにもなります。そうならないためにも、暗記が必要な箇所では積極的に暗記する必要があります。

暗記に際しては、意味をきちんと把握することも大事なポイントです。英語や古文に出てくる単語は典型的な事例です。なんとなく推測できる場合もありますが、正確性のアップを図るためにも、単語の意味まで正確に覚えることが重要です。また、算数や数学の問題をとくとき公式の暗記が役立つことは周知のとおりです。効率的な学習のためには、少なくとも英単語や古文の単語、数学や算数の解法などの積極的な暗記に取り組みましょう。

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2.勉強の効率をあげるポイント!

子どもの学力を伸ばすためには、勉強法の見直しが必要なことがわかりました。そのうえで、効率のよい勉強方法を知ることも大切です。こちらの段落では、勉強の効率をあげるポイントについて解説します。

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2-1.学習する内容の全体像を知る

学校での学習は教科書の順番に従って行われます。また、基礎を積み重ねていくためにも、順番どおりに進めるのが理想と言えるでしょう。ただし、自宅での学習では勝手が異なる場合もでてきます。書かれている内容を把握しないで、テキストの最初から始めるのは得策ではありません。勉強に取り掛かる前には、学習する内容の全体像を知ることが大事だからです。そのためにもテキストの目次を見て全体像を把握しましょう。これは、大人のみなさんが受験勉強のときに経験しているのではないでしょうか。

学習内容の全体像を把握することで、試験の合格を勝ち取るために得るべき知識がどこに含まれているのか、わかりやすくなります。また、テキスト内の各項目同士のつながりが理解しやすくなる、応用問題にも強くなれるなどのメリットも少なくないでしょう。

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2-2.勉強時間を短縮する方法を考える

学力を伸ばすためには、日々の積み重ねが大事なことは言うまでもありません。ただし、いたずらに時間を費やすのはよくないのです。1日24時間のうち、勉強に費やせる時間は個々に異なります。しかも、学習開始までにかかる時間を含んでおく必要があるのです。もちろん、勉強時間が長ければよいというものではありません。むしろ、勉強時間をいかに短縮できるかが重要ポイントと言えるでしょう。ですが、実際、学習開始までに時間がかかるため悩む子どもも少なくないのです。

このような課題を克服するためには、アプリなどのツールを活用して、すぐに勉強に入れる仕組みづくりを行いましょう。その一つ「暗記アプリ」が注目されています。こちらのアプリを活用することで、テキストを持ち歩かなくても良いだけでなく、いつでもどこでもすぐに暗記に取り掛かることが可能です。また、暗記帳作成の時間削減に役立つ、内容変更の手間暇を省けるなど、ツールを使うメリットも期待できます。

効率的な学びには、インプット時間の短縮も考えましょう。そのためには、自分がインプットしやすい情報が多いテキストを選ぶことが大切です。神経言語プログラミング(NLP)という学問によると、人の感覚には「視覚優位・聴覚優位・身体優位の3つの優位性」が存在すると言われています。たとえば「視覚優位」タイプの人は、言葉での説明では理解が難しくても、グラフや絵などがあると理解しやすい特徴が見られます。そのため、このようなタイプの人が学ぶときは、図やグラフなどの掲載が多いテキストを選ぶと良いでしょう。

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2-3.知識のアウトプットをする

学力を高めるためには、これまで学んできた内容を復習するのはもちろん、新しい知識の吸収も欠かすことができません。つまり、学習内容をインプットするだけでは効率的な勉強とは言えないのです。学校の友だちから質問されて自分が教えた場合、その内容を覚えていることはよくある話です。人に教えることで情報を整理するだけでなく、記憶の定着にも役立つことを認識しておきましょう。知識を自分のものにするためには、インプットだけでなくアウトプットが不可欠になるのです。ちなみに、アウトプットは「他者に話す」「文章に書きだす」「行動にうつす」の3つに分類されます。

その一つ「他者に話す」は、先述したとおり友だちに教えるなどの行為です。人に話すことで、記憶の定着などにつながるメリットが期待されます。また、「文章に書きだす」ことも大切です。見聞きした話をノートに書くだけでなく、他者が読めるようにまとめる状態を意識することで、より密度の濃い内容に仕上がります。さらに、収集した情報を知識として留めるだけでなく「行動にうつす」ことも重要です。実践して初めて気づくことも少なくありません。つまり、知っている状態からできる状態にすることが大きなポイントなのです。このようなアウトプット作業によって、自分の知識を深めることにもつながります。もしも、アウトプットが難しい場合はインプットが十分できていないと言えるでしょう。

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2-4.オンオフを使い分けて「勉強する」という気持ちを持つ

1日24時間は、誰にも平等に与えられた時間です。それだけに、決まった時間をどう活用するかによって、結果が変わってくることも少なくないのです。効率よく勉強するためには休憩も必要だと言われています。勉強に対する意識は常に保ちながらメリハリをつけることで、効率の良い勉強につながることを把握しておきましょう。

勉強の際には90分に1度10分間の休憩をはさむといいと言われています。集中している際などには無理に休憩を取る必要はありませんが、適度なオフの時間を挟むことで集中力を切らすことなく勉強をすることが出来ます。

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3.おすすめの効率の良い学習方法

学力アップのためには、勉強のポイントを知ることが大事だとわかりました。そのうえで、効率の良い学習方法を把握する必要もでてきます。この段落では、おすすめしたい効率の良い学習方法について紹介していきます。こちらの学習方法の活用に際しては、学習場所や内容によってカスタマイズするのも良いでしょう。

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3-1.時間別勉強法

時間別勉強法は、脳科学的な観点を活用した学習法で、「記憶の特徴」の効果的な活用が期待されます。起床後3時間は脳の集中力が高まる時間帯です。脳の記憶がリセットされ、記憶力はもとより、想像力や発想力が高まります。いわば「勉強のゴールデンタイム」なのです。そのため、よりエネルギーを使うアウトプットに活用すると良いでしょう。目覚めたときは、まだ脳や体が疲労を感じにくい点も理由の一つです。一方、英単語の暗記などインプット作業は睡眠直前に行うことがおすすめです。睡眠中に記憶整理がなされるため、そのメリットを最大限活用しましょう。もちろん、睡眠時間を削っての勉強は得策ではありません。勉強の効率を良くするためにも、睡眠の質を高めるように努力したいものです。

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3-2.音読勉強法

日ごろからコツコツ勉強することが学力アップにつながります。その結果、志望校への合格も夢ではないでしょう。とはいえ、毎日同じペースで学び続けるのは難しいかもしれません。もし、やる気スイッチが入らないときは音読学習法を試みましょう。こちらを取り入れることで、脳の側坐核という部位が刺激を受けて、やる気が起こり、勉強への意欲がわいてきます。また、こちらの方法での勉強は長期記憶に残りやすいほか、勉強場所を制限しない点でも注目されています。小学校で覚えた「掛け算の九九」は代表的存在です。もちろん、英語の勉強に取り入れるときは、正しい発音で音読するといった注意も欠かせません。英語の音読により、リスニングの向上につながるというメリットも期待されます。

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3-3.ストップウォッチ勉強法

ストップウォッチを活用する場面として、陸上競技を連想する人も多いでしょう。アスリートが常に緊張感を維持する目的や、より良い記録を出すためにストップウォッチが役立つことが期待できます。勉強法への導入も例外ではありません。モチベーションを回復させ、効率の良い勉強をする方法として、ストップウォッチ勉強法が注目されています。制限時間を決めて勉強することで、タイムプレッシャーの効果が働き、効率アップにもつながるからです。また、1日の勉強時間すべてを記録することで、「努力の見える化」実現にも役立ちます。記録付けを義務的に行うのではなく、ゲーム感覚で楽しむのも良いでしょう。

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3-4.録音勉強法

こちらは、先述した「音読勉強法」の効果をさらに発揮するだけでなく、隙間時間の有効活用にも役立つ勉強法です。教科書の内容を文章で録音して聞くだけの簡単な方法です。もちろん、録音には多少の時間を要しますが、用意ができればあとは手軽に学べます。勉強のモチベーションが高まらないとき、録音に取り組むのも良いかもしれません。こちらの勉強法を取り入れることで音読の効果もあるので、記憶力の強化も期待されます。

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4.一人一人にあった効率の良い学習法を見つけよう

勉強に興味を持ち、学力アップを図るためには一人一人にあった学習方法を見つけることが大切です。そのためには、学習塾の活用も検討しましょう。「株式会社やる気スイッチグループ」では、あらゆるニーズに応えるオーダーメイド学習を採用しています。ムリ・ムダ・ムラのない学習ができるので着実に目標へ近づけます。まずは、こちらへの問い合わせから始めてはいかがでしょうか。

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執筆者:スクールIE コラム編集部

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