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中学生必見!理科の勉強法!ポイントを抑えて高得点を取ろう!

更新日:2024/11/20 公開日:2020/09/09

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理科は「なかなか思うように成績が上がらない」と悩む人も多い科目です。理科で高得点を取るためには、どうすれば良いのでしょうか。効率的に勉強するためには、いくつかのポイントを意識することが重要です。そこで、この記事では苦手な理科を克服したいと考えている人に向けて、理科の勉強のポイントや分野別の勉強法について解説します。

1.理科は暗記系と理解系の両方を攻略する必要がある

前提として、理科は暗記して答える「暗記系」と、基本的な解法パターンを理解して回答する「理解系」の2つに分類されます。それぞれ効果的な勉強法が異なるため、注意が必要です。それぞれの勉強法のポイントを押さえることで、より効率的に学習を進められます。まず、「暗記系」は知識さえ身に付いていれば答えられるものです。したがって、「用語の知識を増やす」ことがポイントとなります。暗記をするためには、「何度も問題集を解く」ことが大切です。問題集を繰り返し解き、自分でテストを実施しましょう。このテストのときに、自然に覚えた内容を思い出せるようになることが目標です。この「思い出す練習」を何度も行うことで、情報を脳に強くインプットできます。

「理解系」の学習をするときは、「メカニズムを理解する」ことが重要になります。どのような「原因」によって、どのような「結果」になったのか、一連の流れを把握することが大切です。メカニズムをきちんと理解し、その内容を説明できるようにしておきましょう。それ以外にも、「公式を使えるようにする」必要があります。理科には多くの公式があり、それらを覚えて活用することで、解き方のパターンを身に付けられるのです。なお、理科はひとつひとつのステップを理解できてから次に進むようにしましょう。理解できないままだと、次へ進めば進むほど「内容がわからない」と悩んでしまう原因につながります。暗記と理解の両方に意識を向け、焦らずじっくりと学習を進めることが肝心です。

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2.分野別勉強法

理科にはいくつかの分野があります。大きく分けると、「生物」「化学」、そして「物理」「地学」の4つです。それぞれの分野における効果的な学習方法について見ていきましょう。

2-1.生物

生物は中学1年のときに「植物」、2年のときに「動物」について学ぶことになります。3年になると、「細胞分裂」「遺伝の法則」などを学ぶことが基本です。生物の学習においては「分類をきちんとできるようになる」、また「つくりや働きの名前およびその仕事内容を覚える」ことが重要になります。分類を覚えるためには、「分類図の作成」がおすすめです。ノートにつくりと働きについてまとめた絵を描いてみましょう。自らの手で描くことで記憶に残りやすくなります。ノートにまとめておけば、復習するときにも役立つでしょう。

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2-2.化学

化学は中学1年のときに「物質・気体・水溶液の濃度」と「溶解度・物質の状態変化」について学びます。2年では「化学反応」「化学式・化学反応式」、3年では「イオン・酸」「アルカリ・中和」についての勉強を行います。化学の勉強をするにあたり、重要になるのは「暗記」です。物質名およびその性質、また実験器具の使い方についてしっかりと暗記する必要があります。また、「計算問題」も解けるようにしておきましょう。計算問題は数をこなすことで知識が身に付きます。化学は積み上げ式の学習内容となっているので、もし化学でつまずいた場合は前学年の単元に戻って学習することがおすすめです。

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2-3.物理

物理は中学1年のときに「光・音・力」、2年のときに「電気」、3年のときに「運動とエネルギー」について学びます。物理は「原理を理解する」ことが肝要です。法則や公式をただ覚えるだけではなく、原理を理解したうえでこれらを使えるようにすることが重要になります。勉強方法としては、法則や公式を覚えて実際に問題を解いていきましょう。問題を解いていくことで、公式の意味を少しずつ理解できるようになります。また、きちんと復習を行う必要があります。復習によって応用力が身に付き、より多くの問題を解けるようになるのです。

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2-4.地学

地学は中学1年のときに「地質」、2年のときに「気象」、3年のときに「天体」について学ぶことになります。地学は用語を暗記するだけではなく、「公式や法則をきちんと理解する」ことが学習のポイントです。地学では公式や法則を使う問題が苦手な人が多い傾向にあります。用語を暗記しただけだと、いざ問題を解くときに頭が混乱してしまう人も多いため要注意です。法則を理解して問題演習に取り組むことで、地学の知識をしっかりと身に付けられるでしょう。

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3.苦手になりやすい単元

理科は分野と単元ごとに区切りがはっきりとしており、それぞれ特徴も異なります。そのため、人によって単元ごとに得意・苦手が明確になりやすい傾向です。苦手な単元をそのまま放置してしまうと、テストや受験のときに良い点数を取れなくなる原因になり得ます。きちんと自分の苦手な単元を把握し、その対策を練ることが重要です。理科のなかでも、苦手になりやすい単元には以下の4つが挙げられます。まずは中学1年のときに習う「圧力・浮力」です。さらに、2年のときに習う「電流」「原子・分子」「天体」も苦手になりやすい単元として知られています。

「圧力・浮力」は、ニュートンという重力の単位が出てきます。圧力や力の分散など理解が難しい部分も多く、公式を使う計算問題に悩まされる中学生も多いのです。「電流」は可視化できない電流の仕組みについて理解する必要が生じます。目に見えないぶん仕組みを正しく把握することが難しく、つまずく人も多い単元です。「原子・分子」は元素記号や複雑な化学式など、覚えることが多岐にわたります。そのため、暗記がなかなかうまくいかず挫折してしまうケースも多いのです。「天体」は3年の冬休み前に習う単元です。受験などで忙しい時期であるため復習の時間が取れず、理解を深められないまま放置してしまう人も多くいます。また、天体はスケールが大きく、なかなか想像できないという人も少なくありません。このような理由によって、天体の勉強は手こずりやすい傾向にあるのです。

4.理科を勉強するときのポイント

理科を勉強するときは、いくつかのポイントがあります。効率的に学習を進めるためにも、きちんとポイントをチェックしておきましょう。

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4-1.まとめノート・間違いノートを作る

理科の勉強を効率的に行うためには、自分で「まとめノートと間違いノートを作る」ことがおすすめです。まとめノートとは、授業中に学習した内容や重要なポイントを自分の好きなようにまとめるノートのことです。まとめノートは作成している段階で、頭のなかにある知識を整理できます。教科書にはさまざまな情報が載っており、自分が集中的に学習したい部分を探すことが面倒になりがちです。その点、まとめノートは教科書とは異なり、分野ごとに情報を管理することが可能です。覚えたいことだけを効率的に抽出できるため、学習スピードの向上が期待できます。なお、ノートを作るときは文章だけではなく、図や表なども盛り込むと効果的です。情報量を多くすることでイメージがつかみやすくなり、脳にインプットできます。

間違いノートはテストや試験などで間違った問題をまとめておくものです。間違いノートを作成することで、「なぜ間違えたのか」という原因を深く追求できます。その結果、間違えた理由をしっかりと把握でき、同じミスを繰り返さないよう、注意できるようになります。間違いノートはいわば、自分の苦手な分野を濃縮したオリジナルの参考書として活用できるのです。また、間違いノートの作成によって「わからないものをそのままにしない習慣」が身に付きます。間違った原因や足りない知識を調べるクセを付けることで、自然と復習を行えるようになるでしょう。

4-2.わかったつもりをなくす

理科は「わかったつもりをなくす」ことが重要なポイントとなります。理科は暗記するものが多く、用語を覚えてさえいれば問題ないと考える人もいるでしょう。しかし、それは「わかったつもり」でいるだけで、いざ問題演習をすると「解けない」というケースも多いのです。暗記だけだと深い知識が身に付かず、わかった気になってしまう人もいるため注意しましょう。わかったつもりを防ぐためには、何度も演習をして理解を深めることが大切です。繰り返し問題を解けば、自分が理解できているのか、それとも理解が足りないのかがすぐにわかります。

また、間違いノートを作成して活用することも良い方法です。自分の理解が足りないポイントをしっかりと押さえておきましょう。単語だけではなく事象や原理など、仕組みそのものを理解することによって、幅広い問題に対応できるようになります。応用問題などを出題されたときも、土台をしっかりと固めておけばスムーズに答えを導き出せるでしょう。目に見えない事象や原理について理解しにくいという場合は、イメージ図を参考にすることがおすすめです。それ以外にも、理科室のモデルなどを使って理解を深めるのも良いでしょう。

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5.一つ一つの事象を理解して理科を得意科目にしよう

理科は単語などを覚えるだけで、つい「わかったつもり」になってしまいがちです。わかったつもりでいるのではなく、ひとつひとつの事象をきちんと理解し、イメージするクセを身に付けることが重要です。また、覚えたことを忘れないように反復練習を行う習慣も身に付けましょう。問題を解くなかで間違えたものは放置せず、しっかりと理解するように心がけることが肝心です。コツコツと努力を積み重ねて理科を得意科目にしましょう。

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6.他の教科の勉強法

理科以外にも、中学ではたくさんの教科を習います。バランス良く学習できるように、ほかの教科の勉強法についても確認しておきましょう。

6-1.数学

数学は「問題を正確に理解して解法を導き出す力」が必要になる教科です。いわゆる積み上げ式の教科であり、中学1年のときに習う基礎をきちんと身に付けておかないと、次のステップに進むことが難しくなります。中学2年以降で出題される応用問題が解けなくなり、結果として挫折してしまう人も多いため、注意が必要です。数学の解法を導き出す力は、「問題集をたくさんこなす」ことで養えます。コツコツと問題集に取り組み、まずは自分の得意・不得意を探りましょう。どのような問題にどれだけの時間がかかるのか、しっかりと把握しておく必要があります。きちんと時間配分を考えられるようになれば、時間制限が設けられているテストなどでも役立ちます。

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6-2.英語

英語は一度つまずいてしまうと、戻るのも先に進むのも難しい教科といえます。コツコツと勉強を続けることが求められる教科であるため、日頃から努力を怠らないようにしましょう。たとえば、「毎日英語の語順に触れる」ことも重要です。英語の文法に触れる習慣を身に付けましょう。また、コツコツと勉強して単語力や文法への理解力を高めておくことが大切です。学校で配布されたプリントなどを使って、繰り返し演習を行いましょう。

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6-3.国語

国語には大きく分けて、漢字などの「知識が求められる問題」と文章の理解力を示すための「読解問題」の2種類があります。知識問題は「法則性をつかむ」ことが学習のポイントとなります。漢字や熟語は暗記しようと思ってもうっかり忘れてしまい、テストなどで焦ってしまうことも多いものです。効果的に暗記するためには、漢字や熟語の成り立ちを知ることが重要です。成り立ちまで含めて暗記することで、より記憶に定着させやすくなります。

読解問題は、その文章が「何を伝えたいのかをイメージして読む」ことが重要になります。文章を読んでいるときに「いつ」「どこで」、また「誰が」「何を」するのか、頭のなかでイメージしてみましょう。想像によって要点が浮き彫りになり、物語を読み解きやすくなります。これを繰り返すことで、読解力が鍛えられていくでしょう。なお、知識そのものが不足していると文章を読み解くことが難しいものです。日頃から言葉へのアンテナを張り、あらかじめある程度の知識を固めておくようにしましょう。

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6-4.社会

社会は積み上げ式ではなく、基本的には「暗記科目」となります。したがって、社会のテストで高得点を取るためには、「習ったことを暗記できているかどうか」が鍵となります。何度も要点を復習し、しっかりと脳にインプットしましょう。暗記の効果を高めるためには、目だけで記憶するのではなく、「声に出して覚える」ことがおすすめです。音読すると脳が刺激され、記憶しやすくなるとされています。また、一度覚えたはずの内容であっても、時間が経てば忘れてしまうこともあります。肝心のテストなどで「忘れてしまった」というミスを起こさないためにも、反復練習を欠かさずに行いましょう。

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7.科目ごとに勉強法を理解することが大切

それぞれの科目には、その科目の特徴を加味した勉強方法の実施が重要となります。スクールIEは個別指導塾なので、一人一人の苦手科目に合わせて科目に合わせた指導が可能です。苦手科目を無くしたい、というかたは一度体験授業に参加するのもいいでしょう。

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執筆者:スクールIE コラム編集部

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