トップへ戻る

スクールIEは、やる気スイッチの個別指導の学習塾です。

やる気スイッチグループ動画を見る

期末テストの勉強法が知りたい!教科ごとの対策法や必要な勉強時間について

更新日:2024/11/20 公開日:2022/03/09

記事イメージ画像

中学校の授業は進めるスピードが速く、定期テストの範囲も広いことから対策をしっかりとることが重要です。特に、期末テストは教科数が多く、効率的に対策するポイントを押さえて勉強しなければなりません。そこで、中学校の期末テスト対策の重要ポイント、教科別の勉強方法、必要となる勉強時間も含めて詳しく解説します。

1.期末テストの勉強に力を入れるべき理由!

期末テストは中間テストより教科数が多いため、勉強しなければならない範囲が広いです。そのため、計画的に取り組む必要があります。また、期末テストは内申点にも影響するので、受験対策のひとつとしても重要です。特に、公立高校を受験する際には内申点が重要視される傾向にあるため、中学時代の期末テストの結果は非常に大切になります。

受験対策であれば2~3年生になってから気合を入れて勉強すれば良いのではと考えてしまうかもしれません。しかし、内申点に関しては1年生のときからのものを含めてチェックされます。つまり、中学入学時から良い成績を常にとることができるように努力する必要があるでしょう。中間テストでのミスを復習し、スケジュールを組んでテスト対策をすることで、学習内容をしっかり記憶できます。

記事イメージ画像

2.期末テストの勉強はいつから始める?

期末テストの勉強は、テストの2週間前からはじめるのが良いでしょう。それ以上前から復習を兼ねて勉強をするのも良いのですが、テストまでの期間が長いので中だるみしないようスケジュールを立てるのが重要となります。また、部活動停止になる1週間前では勉強する時間が不十分です。

もし可能であればテストの1週間前までには範囲の勉強を一通り行い、ミスした問題を復習する段階にもっていけるのが望ましいでしょう。テスト範囲の勉強をすべて終わったのがテスト初日の数日前という状態では復習をする気持ち的な余裕がなく、暗記をしっかりできていなかったり、わからない部分をそのまま放置してしまったりする可能性がないとは言えません。「本来であればもっと点数がとれていたのに」と後悔しないように、適切な勉強法とスケジュール調整をしましょう。

記事イメージ画像

3.期末テスト対策に必要な勉強時間

部活動が休止になるのはテストの1週間前が多いので、それまで短時間でも良いので継続的に勉強することが大切です。学校の授業と部活で疲れているところに数時間の勉強となると集中力が低下している可能性がありますし、そういった意味では効率的と言えません。たとえば、帰宅後に30分~1時間というように、無理のない範囲で毎日学習の積み重ねをしましょう。まずは各教科の基本からはじめると、さまざまな問題に応用できるようになります。たとえば、英語の長文や国語の漢文などは基本を理解していなければ文章の意味さえ理解できず、問題を解けません。

部活動の休止後は平日に2~3時間、土日に8時間程度の勉強時間を確保できるようにするのがおすすめです。夕食前に1時間、食後に2時間というように分けるのは効果的と言えるでしょう。学校から帰ったばかりの時間帯は、安心できる場所にいるという安心感から緊張が緩んでいる状態で、集中力が低下しているケースが少なくありません。土日は学校が休みになるので時間を作りやすいため、休憩を挟みながらスケジュールを組んで勉強できます。

例を挙げると、午前中に3時間、昼食後に1時間程度休憩を挟んで3時間、夜は夕飯や入浴などを済ませてから2時間ほど勉強するという方法です。このスケジュールであれば無理なく、集中が途切れる前に休憩を挟んで再び勉強することもできます。

記事イメージ画像

4.期末テストの勉強法!5教科編

ここでは、期末テストにおける5教科の効果的な学習法について具体的に紹介します。

記事イメージ画像

4-1.国語

国語の文法は品詞それぞれの特徴を覚えることが重要なので、品詞分類表での暗記が必須です。品詞は10種類ありますが、それぞれの見分け方をマスターするのがポイントになります。なかでも、連体詞は修飾語や形容動詞と間違えやすいので注意しましょう。また、読解問題は登場人物とその心情、登場人物に影響を与えた出来事などに注目しながら読み解いていきます。漢字は何度も繰り返し書いて覚えれば良いので点数を取りやすい問題です。覚えるまで一定時間必要ですが、短時間でも良いので毎日書いて暗記しましょう。

4-2.数学

数学は公式の暗記をすることも大切ですが、それを使用して問題を解ける状態になっている必要があります。問題集を使用し、とにかく問題をたくさんこなすようにしましょう。特に、ミスした問題は理解できるまで繰り返し解き、完全に理解できてからほかの問題に取りかかるようにすることが大切です。せっかく確実に解けるようになっても、計算ミスがあると点数を失ってしまいます。

問題を解き終わったら、必ず確認しましょう。苦手な問題があると解くだけで時間をとってしまい、最終確認ができないままでテスト用紙を提出するといった状況になりかねません。問題集やプリントなどを繰り返し解く勉強法は、1問あたりどれくらいの時間をかけても良いか知るためにも有効です。

4-3.英語

英単語・文法は暗記が基本になるため、テスト範囲内に出てくるものはすべて覚えましょう。目や耳で覚えるだけではなく、実際に声に出して発音したり、ノートなどに書き出して正しいスペルを覚えたりするのも有効です。単語と文法は英語の文章を解く際の基本になるので、教科書やノートに書き出したものを音読するのも良いでしょう。もしテストにわからない単語が出てきたとしても、多くの単語を暗記していればそれらの意味をつなげて文章の意味を予想することができます。英語の問題は、文章のなかに答えが隠れていることが多いです。どういった文章か予想できなければ点数の大多数を失う結果につながるので、五感を最大限に使って単語と文法の暗記をしましょう。

4-4.理科

理科も暗記が基本なので、原理や公式などをすべて覚える必要があります。完全に覚えるためには、短時間で詰め込むよりも時間を空けて長期間かけて記憶するのがおすすめです。たとえば、数週間ごとに繰り返し復習すると記憶しやすくなります。暗記できたら、次は暗記した原理や公式を使って問題が解けるようにすることが必要です。理科もわからないところやミスを放置していると解答できなくなるため、必ず理解できてから次に進むようにしましょう。公式などは隙間時間に暗記できますが、応用問題を解いて実際に勉強内容が身についているかどうかを確認することも大事です。

4-5.社会

社会は暗記問題が多いため、重要な語句の意味の理解をすることがポイントになります。たとえば、年代、時代背景や場所などについて覚えるようにしましょう。歴史の場合は年号を語呂合わせで覚えると暗記しやすくなります。暗記が多い教科は隙間時間を使って勉強できるのが良い点です。また、赤シートは暗記する際に効果的なグッズですから活用するのも良いかもしれません。暗記しているかどうかは問題に答えてみなければわからないので、1日10分でも良いので復習も兼ねてテストをしましょう。

5.期末テストの勉強法!副教科編

期末テストではメインとなる5教科以外に副教科のテストもあるので、あらかじめ対策しておきましょう。対策といっても副教科は暗記問題が多いため、授業中に配布されたプリントの暗記を中心とした勉強になります。副教科は授業中に先生が詳しく説明をした部分がそのまま出題されるケースが多いので、普段から授業内容を聞き逃さないようにし、復習をするのが大切です。副教科に関しては軽く見られがちですが、きちんと対策をしていればテストの点数も大きく変わりますし、内申点にもつながるため手を抜かずに勉強しましょう。

記事イメージ画像

6.効率的にテスト対策をする4つのポイント

ここでは、効率的なテスト勉強をするために重要になるポイントを厳選して4つ紹介します。

6-1.スケジュールを立てる

期末テストは中間テストよりもテスト範囲が広いので、計画的にスケジュールを立てたうえで行うことが大切です。テスト範囲の教科書内容や問題集などの分量をチェックし、教科ごとに1日あたりの勉強量を割り振りましょう。特に部活動が休止するまではその予定を考慮しながら、1日あたりの勉強時間を決めるのがおすすめです。また、得意分野・不得意分野を見極め、苦手な部分についてはしっかり理解するためにも勉強時間を増やすほうが効果的でしょう。

記事イメージ画像

6-2.問題集を繰り返し解く

わからなかった部分や間違えた問題は放置しておくと理解できないままになってしまいます。そのため、何度でも教科書を読み返したり、問題集を繰り返し解いたりしてどのような問題が出ても解ける状態にするのが理想です。学校で配布される問題集やプリントはテストに出る可能性も高いことから、そういったものを中心に勉強をするのがポイントになります。

ひとつの問題集をすべて解いてしまうと、新しいもので勉強したくなるかもしれませんが、それは良策とは言えません。新しい問題集で勉強しはじめると、すべての問題を解かなくてはと焦りを感じてしまい、十分理解できていない状態で次々と新しい問題に挑戦しようとするケースが多いからです。多くの問題を勉強しても、理解していなければ意味がありません。わからない部分をなくすためには、できればひとつの問題集を繰り返し解くほうが理解しやすくなります。

記事イメージ画像

6-3.間違った問題の復習をする

ミスをした問題は必ず復習をすることが重要です。なぜ間違えたのかを確認し、理解できるようにします。ミスといってもどの程度のものなのかを把握し、分類してみましょう。たとえば、計算ミスや書き間違えなどの凡ミスであれば、テスト本番で同じミスをしないように見直しを必ずすれば防ぐこともできます。ミスをした箇所に関する知識が曖昧な場合は根本的な勉強不足が原因なので、問題集を繰り返し解く必要があるでしょう。期末テストでは中間テストに出てきた問題が出題される傾向があります。そのため、中間テストのときに間違えた問題を復習するのも効果的です。

記事イメージ画像

6-4.暗記に早めに取り組む

期末テストでは、漢字、英単語、歴史人物、副教科といった暗記が重要になるものが多いです。これらは一夜漬けでできるものではないため、早めに対策をはじめて、ミスをしやすいものに関しては反復することでしっかり覚えましょう。暗記ものは隙間時間で勉強できるのが良いところです。部活動が休止する前や学校での休み時間などに勉強できます。1日に暗記する数を決めておくのもひとつの方法です。

記事イメージ画像

7.テスト対策で子どものやる気を伸ばすには?

子どもは何かを達成することで自信につながり、モチベーションアップする可能性が高まります。そのため、具体的な目標をあらかじめ立てるのが有効です。たとえば、目標とする点数や順位、1日に覚える暗記数などを決めることが挙げられるでしょう。目標は子どもに合わせて決めるのがポイントです。無理をして高い目標を立てると挫折するケースも多く、やる気を失ってしまいます。

また、勉強をする際には集中できる環境づくりも大切です。自宅で勉強するのであれば、集中力を失う原因になりやすい漫画やゲーム、スマホといった誘惑の種は見えない位置に置いておくほうが良いでしょう。スマホは離れた場所に置いてあっても音が鳴ると気になってしまい集中できないので、テスト勉強が終わるまで電源を切っておくのが無難です。必要な連絡がくる予定がある場合は、リビングのような家族がいる場所に置いておけば何かあったときに知らせてもらえます。調べものがあるときはスマホで検索してしまうかもしれませんが、テスト勉強時は辞書や教科書で調べるほうが記憶に残るので効果的です。

部屋の気温は可能であれば低めの温度に設定するようにしましょう。温かい部屋では眠気が誘発されたり、ぼーっとしてしまったりと勉強には不向きです。自宅では集中できないのであれば、学校の図書館や自習室、カフェなどで行うのもおすすめです。静かな環境でありながら、程よく誰かの声や音が聞こえるので集中力アップが期待できます。ただし、1日に数時間勉強する場合も必ず定期的に休憩をとることが大事です。集中力は長時間保つことが難しいため、疲れた脳を休めて次の勉強に集中しやすくするためにも休憩を挟むほうが良いでしょう。

記事イメージ画像

8.効果的なテスト対策なら個別指導塾!まずは無料体験してみよう

期末テストは2週間前からはじめると時間的な余裕もあり、スケジュールを組んで勉強できます。「個別指導塾スクールIE」では2週間前から定期テスト対策を開始し、一人ひとりの理解度や苦手分野を考慮したうえで目標点を達成できるように指導してもらうことが可能です。完全担任制かつオーダーメイドテキストで勉強できるのも良いところです。無料体験授業があるので、気になる場合はまず問い合わせましょう。

記事イメージ画像

執筆者:スクールIE コラム編集部

お子さまの個性に合わせた
学習方法見つけませんか?

教育のプロフェッショナルが
保護者様の様々なお悩みに答えます!

体験授業で3つの無料体験

無料カウンセリング0円 無料個性診断0円 無料体験授業0円

お電話でのお申し込みはこちら

フリーコール0120-869-104 フリーコール0120-869-104

受付時間 10:00〜21:00(日祝除く)

左矢印

勉強スケジュールを立てる3つのステップ!計画的に学習を進める方法とは

テスト勉強のコツは中学も高校もほぼ同じ!対策のコツを覚えよう

右矢印