トップへ戻る

スクールIEは、やる気スイッチグループの個別指導塾・学習塾です。

やる気スイッチグループ動画を見る

高校の定期テストの勉強法完全ガイド!高得点を狙う対策と計画

更新日:2025/04/15 公開日:2025/04/15

記事イメージ画像

高校の定期テストは、内申点や大学入試の基礎固めに直結する重要な試験です。しかし、「どのような勉強法なら高得点を狙えるのか」「効率的なスケジュールをどう立てるべきか」と悩む高校生も多いでしょう。本記事では、定期テスト対策が重要な理由や、効果的な勉強スケジュールの立て方を詳しく解説します。さらに、科目別の勉強法や高得点を取るためのコツ、テスト後の振り返り方法まで紹介するので、次回の定期テストに向けた準備にぜひ役立ててみてください。

1.高校の定期テスト対策が重要な3つの理由

まずは、高校の定期テスト対策が重要な理由を、3つの観点から解説します。

記事イメージ画像

1-1.学校推薦型選抜(評定)に直結する

定期テストの成績は、評定に大きく影響し、推薦入試を活用する際の重要な指標になります。特に、指定校推薦を狙う場合は、学内選考での競争があるため、他の生徒よりも高い成績を維持することが求められます。評定平均の基準を満たしていないと、希望する推薦枠を獲得できない可能性があるので、早めの対策が必要です。高校1年生から安定した高得点を取ることができれば、推薦に有利になります。また、評定平均が高いと、総合型選抜や公募推薦の際にも有利です。

1-2.大学入試の基礎力向上につながる

定期テスト対策をしっかりおこなうことは、大学受験に必要な基礎力を身につけることにつながります。特に、大学入学共通テストの約8割は、高校1〜2年生の学習範囲から出題されるため、定期テストの段階で基礎をしっかり固めることが重要です。定期テストで高得点を狙うことが、結果的に大学受験対策につながるのだと理解しておきましょう。

また、定期テストで高得点を取ると自信がつき、大学受験へのモチベーションが高まるのもメリットです。高校3年生になってから急に成績を上げるのは難しいので、早い段階から定期テストを通して基礎固めをおこない、着実に学力を向上させていくことが大切です。

1-3.学習習慣を確立できる

定期テストに向けた勉強は、日々の予習・復習を習慣化する絶好の機会です。テスト勉強を計画的に進めることで、時間管理能力が自然と身につきます。短時間で詰め込むのではなく、普段から学習を積み重ねることで学習内容が定着し、長期的な学力向上につながるのもメリットです。また、定期的にテスト対策をおこなうことは、社会に出た際に役立つ自己管理スキルを養う機会にもなります。目標に向け努力し続ける力を身につけるためにも、定期テストを有効に活用しましょう。

2.効率的なテスト勉強スケジュールの立て方

定期テストで高得点を狙うには、計画的な勉強スケジュールが欠かせません。ここでは、1ヶ月前からの準備方法をステップごとに解説します。

記事イメージ画像

2-1.1ヶ月前から始める準備

定期テストは、1ヶ月前から準備を始めると、余裕をもって学習を進められます。特に、数学や理科などの理系科目は、理解と定着に時間がかかるため、早めに取り組むことが大切です。まずは、公式や基本概念の理解を深め、問題演習を開始しましょう。問題集や参考書を準備し、どの教材を中心に勉強を進めるかを決めておくとスムーズに進められます。学習計画を立てることで、無理のないペースで進められ、テスト直前に焦ることがなくなります。

2-2.2週間前の具体的な対策

テスト2週間前になったら、出題範囲を確認し、重点的に学習すべき内容を整理しましょう。学校から配布されるテストの範囲表を確認し、どの単元が試験に出るのかを正確に把握します。次に、各科目の重要ポイントを洗い出し、得意な科目と苦手な科目を分析します。苦手な科目には多めの時間を割り当て、得意科目は復習を中心に進めると効率的です。1日の学習スケジュールを具体的に設定し、無理のない計画を立てて進めましょう。

2-3.1週間前の総仕上げ

テスト1週間前には、社会や生物の暗記分野を中心に対策しましょう。重要な用語やデータを集中的に覚えるだけでなく、過去のテストや問題集を活用し、実践的な演習を繰り返すことで知識の定着を図ります。その際、時間を計って解くようにし、試験本番の時間配分を体感することも大切です。間違えた問題は翌日などに解き直し、弱点を補強することで、より確実に得点力を高められます。

2-4.前日の確認作業

定期テスト前日は、新しい内容に手をつけるのではなく、これまで学習した内容の最終確認をおこないます。各科目の重要ポイントを再確認し、簡単な問題を解いて、知識の抜け漏れがないかチェックしましょう。また、試験当日に慌てないよう、筆記用具など必要な持ち物を準備しておくことも大切です。夜遅くまで勉強すると、睡眠不足で集中力が低下する原因になるため早めに就寝し、十分な睡眠を確保しましょう。

当日リラックスした状態で試験に臨むことが、定期テストで高得点を取るための最後のポイントです。

3.【科目別】効率的な定期テスト勉強法とポイント

定期テストで高得点を取るには、科目ごとの特性を理解し、適切な勉強法を取り入れることが大切です。ここでは、主要科目ごとに効率的な学習方法を紹介します。

記事イメージ画像

3-1.英語

英語の定期テスト対策では、「単語・文法・リスニング・長文読解」 の4つの分野をバランスよく学習することが重要です。単語・熟語は、カードを使って反復暗記し、隙間時間も活用しましょう。また、教科書の音読を繰り返すと、理解力と記憶定着を強化できます。文法はまずは学校で使用している問題集を使い、基礎的な文法を徹底的に復習すると効果的です。リスニング力を鍛えるには、音声教材を活用し、毎日繰り返し聞くことで耳を慣らしていきましょう。

3-2.数学

数学は、公式を覚えるだけでなく、解法パターンを身につけることがポイントです。まずは重要な公式をリスト化し、毎日確認する習慣をつけましょう。そのうえで、教科書の例題を徹底演習し、解法パターンを理解することが大切です。また、普段から解答後に必ず見直しをおこない、計算過程を再確認するクセをつけましょう。特に、ケアレスミスが多い場合は、途中式を丁寧に書く習慣をつけると効果的です。

3-3.国語

国語のテスト対策では、現代文と古文・漢文を分けて対策します。現代文は、問題文をしっかりと読み込み、設問の意図を正しく把握する練習を繰り返しましょう。答えの根拠を明確にしながら解くことで、読解力が向上します。古文・漢文は、基本的な助動詞や句法を整理し隙間時間に暗記し、実践問題に取り組むと効率的です。

3-4.理科(物理・化学・生物・地学・科学と人間生活)

理科は、暗記と理解をバランスよく進めることが重要です。まず、各科目の基本公式や定理を整理し、しっかり暗記しましょう。そのうえで、公式の意味や使い方を理解し、計算問題を繰り返し解くことが大切です。生物や地学のような暗記中心の科目は、図や表を活用して整理しながら覚えると、より定着しやすくなります。実験の手順や結果の分析方法についても、教科書やノートを活用して復習しましょう。

3-5.社会(地理・歴史・公共)

社会は、流れを理解しながら暗記することがポイントです。歴史は時代順やテーマごとに整理し、因果関係を意識しながら学習すると覚えやすくなります。地理では、気候や産業の分布などを、背景とともに理解するとよいでしょう。また、早い段階で暗記カードや年表を活用し、重要な用語や出来事を整理すると、試験前の見直しがしやすくなります。公共は、法律や制度の仕組みを理解し、具体的な事例と結びつけて学習すると、記憶に定着しやすくなるのでおすすめです。

4.高校の定期テストで高得点を取るコツ

定期テストで高得点を取るには、テスト前の勉強だけでなく、日頃の授業や学習習慣が重要 です。効率よく勉強を進めるためのポイントを押さえ、計画的に対策を進めましょう。

記事イメージ画像

4-1.授業を集中して聞く

授業中の学習をしっかりおこないポイントを押さえると、家庭学習の負担が減り、効率的にテスト対策をおこなえます。特に、教師が強調する部分や、教科書に載っていない補足説明は、ノートにメモすることが重要です。テストに出そうな内容を意識して授業を受けるだけでも、効率的な定期テスト対策になります。

4-2.疑問点はその場で解決する

分からない部分は放置せず、すぐに解決することが成績向上の秘訣です。疑問を後回しにすると、学習の抜け漏れが増え、試験範囲を復習するときに苦労する原因になります。理解できない部分があれば、授業中に質問するか、恥ずかしければ授業後に友人や教師に確認するよう意識しましょう。質問と理解を繰り返すことで学習意欲も高まり、定期テストだけでなく長期的な学力向上にもつながります。

4-3.問題集は繰り返し演習する

定期テスト対策では、問題集を1回解くだけでなく、繰り返し演習することが大切です。具体的には、問題集を3周すると、知識の定着と応用力が高まるといわれています。初回は基本問題を中心に解き、2周目以降で応用問題や苦手分野に重点的に取り組むと効果的です。また、間違えた問題をノートにまとめておくと、テスト直前の復習に役立ちます。

4-4.時間がないときは頻出問題に集中する

テスト勉強の時間が足りないときは、重要なポイントに絞って学習を進めることが重要です。テスト範囲の中でも、特に頻出の問題や重要テーマを優先的に学習すると、効率よく得点を伸ばせます。過去問や模擬問題を活用し、出題傾向を把握するのも有効です。すべての範囲をまんべんなく勉強するのではなく、試験に出やすい部分を重点的に復習することで、時間を有効に使いましょう。

4-5.塾も活用する

苦手科目や重点的に学びたい分野については、塾の活用も効果的です。特に、学校の授業だけでは理解が追いついていない場合や、自分にあった勉強法が見つからないときには、専門の指導を受けると効率的に学習を進められます。なお、定期テスト対策なら、学校の進度に関係なく進む集団指導塾よりも、個別対応してくれる個別指導塾がおすすめです。個別指導なら、実際のテスト範囲に絞って対策してくれるため、時間を有効に使えます。

5.高校の定期テストでよくある失敗と対策

ここでは、定期テストで誰しもが陥りがちな失敗とその対策を紹介します。

記事イメージ画像

5-1.範囲を絞りすぎた

「ここが重要だろう」と自己判断して勉強範囲を狭めすぎ、試験範囲全体をカバーできなかったというのはよく聞く失敗です。予想から外れた問題が出題されたときに対応できないと、得点を伸ばせません。また、苦手な範囲をつい避けてしまうことで、全体の点数が伸びないケースもあります。この失敗を防ぐには、テスト範囲を全体的に確認し、まんべんなく学習することが大切です。学校で配布される試験範囲表を参考に、特定の範囲に偏らないバランスのよい学習計画を立てましょう。

5-2.暗記に頼りすぎた

定期テストは暗記だけでは対応できない問題も多く、特に数学や理科、国語の読解問題などでは、応用力が求められるケースが多々あります。表面的な暗記だけに頼ってしまうと、限られた問題にしか対応できず、得点を伸ばすことができません。暗記はもちろん重要ですが、それだけに頼らず、理解をともなう学習を意識することが重要です。例えば、公式を暗記するときも、その意味を深く理解し、実際の問題演習を通じて「なぜそうなるのか」を考えると応用力が身に付きます。

5-3.新しい教材に手を出した

試験直前に「もっと良い教材があるのでは?」と考え、新しい問題集や参考書に手をつけてしまうと、かえって混乱する原因になります。慣れない教材を使うことで混乱し、学習効率が下がることも少なくありません。そのため試験直前は、新しい教材に手を出さず、今まで使ってきた教材に集中するのがベストです。特に定期テストでは、学校で配布されたプリントや、授業で使用している問題集を中心に使うと、無駄なくテスト対策ができます。

5-4.試験直前に徹夜してしまった

「最後の追い込みだから」と思い、試験前日に夜遅くまで勉強してしまうと、睡眠不足により集中力が低下し、試験中にミスを連発する可能性が高くなります。また、記憶は睡眠中に整理されるため、徹夜で詰め込んでも記憶の定着が悪く、逆効果になることも。試験前日は、軽い復習だけに留め、十分な睡眠を確保することが重要です。とはいうものの、勉強時間が足りずに不安な場合もあるでしょう。そのようなときには、夜遅くまで勉強するより、試験当日の朝に早起きして復習する方が効果的に知識を整理できます。

6.定期テスト後の振り返りと次回への対策

最後に、テスト後の振り返り方法と、次回に向けた学習計画の立て方を解説します。

記事イメージ画像

6-1.結果を分析し弱点を克服する

テストが返却されたときには、ただ点数を確認するだけでなく、どの問題を間違えたのか、その原因は何なのかを具体的に振り返りましょう。テストの間違い箇所を分析し、理解が不足している分野を特定することは、自分の弱点や改善を明確にして次回に活かすことにつながります。間違えた問題を「記憶ミス」「理解不足」「時間配分のミス」などに分類し、改善策を考えましょう。記憶ミスが多い場合は、暗記方法を見直す必要がありますし、理解不足なら基礎から復習するのが効果的です。また、試験中の時間配分や解答順についても振り返り、効率的な解き方を考えると、次回のテストでより良い結果を出しやすくなります。間違えた問題や解答のポイントをまとめた「誤答ノート」を作成し、復習に活用すると効果的なのでおすすめです。

6-2.次回の定期テストに向けた学習計画を立てる

テストの振り返りをもとに、次回に向けた学習計画を立てることも重要です。特に、誤答した問題を重点的に復習し、理解を深める演習を繰り返すと、成績向上につながります。苦手科目を克服するためには、「この単元を○日までに終わらせる」など、分野ごとに目標を設定すると効果的です。テストまでの学習スケジュールを具体的に計画し、余裕を持った準備を進めると、直前に慌てることなく余裕をもって勉強できます。テスト勉強で使った教材を見直し、使いやすかったもの・分かりにくかったものに分け、必要に応じて見直すことも重要です。定期テストの勉強スタイルが確立できないときや、苦手科目を自力で克服できないとき、学習計画の立て方に悩んでいるときには、個別指導塾を活用するのも一つの方法です。

スクールIEでも、一人ひとりの弱点や目標に合わせた学習計画を提案し、効率的な成績向上をサポートしています。次回の定期テストで高得点を目指したい人は、ぜひ相談してください。

7.まとめ

高校の定期テストで高得点を取るには、計画的な勉強スケジュールと日々の学習習慣が欠かせません。各科目の特性に応じた勉強法を取り入れ、苦手分野を徹底的に克服しましょう。テスト後には結果を振り返り、次回の目標や計画を明確にすることが、長期的な成績向上につながります。なお、必要に応じて個別指導塾を活用すると、苦手分野への集中指導や学習計画のアドバイスを受けられるのでおすすめです。

個別指導塾スクールIEでは、生徒一人ひとりの学習状況やライフスタイルに合わせて、教科・授業回数・時間帯を自由に選べる柔軟な指導をしています。「定期テストで高得点を取りたい」「苦手科目を重点的に克服したい」「明確なスケジュールに沿って勉強したい」など、それぞれの目標・目的に応じた最適なプランをご提案します。まずはお気軽にご相談ください。

記事イメージ画像

執筆者:スクールIE コラム編集部

お子さまの個性に合わせた
学習方法見つけませんか?

教育のプロフェッショナルが
保護者様の様々なお悩みに答えます!

体験授業で3つの無料体験

無料カウンセリング0円 無料個性診断0円 無料体験授業0円

お電話でのお申し込みはこちら

フリーコール0120-869-104 フリーコール0120-869-104

受付時間 10:00〜21:00(日祝除く)

左矢印

自己推薦書の書き方完全ガイド!高校生向けに徹底解説【例文付き】

高校生は塾にいつから通うべき?おすすめ開始時期と塾選びのポイントを解説

右矢印