生活習慣を整えて、心身ともに健康にする 最も重要で最も基本的なこととして生活習慣を整えて、心身共に健康にすることこそ、やる気スイッチの入る環境の土台作りになります。当たり前なことが、実は一番大切なことなのです。食欲がなかったり、外に出て遊ぼうとしなかったり、いつも眠そうだったり。そんな子どもにいくら「勉強しろ」と言っても無理です。そんな気力もエネルギーもありません。
まずは朝決まった時間に起きて、決まった時間に朝ごはんを食べましょう。朝起きること、体に栄養を入れること、そして体から出すこと。その基本的なリズムをしっかりと作るのです。そして生活のリズムが整っていくと、健康的なエネルギーが体内にたまっていきます。やる気スイッチが入るのはそこからです。これは、子どもも大人も同じようにいえることで、心身共に健康であることは、全てのエネルギーの原動力なのです！子ども以上に不規則になりがちな大人の生活も、今一度見直してみてください。きっと健康的なエネルギーが体内に蓄積されていきますよ！

親バカで結構！ わが子は本気でほめよ 人間誰しもほめられるとうれしくてモチベーションが高まります。
特に子どもはほめられることでやる気がぐんぐんアップしていきます！
ほめられているときに周囲にクラスメイトや知り合いがいると、とても嬉しくなり、やる気が大幅にアップするそうです。
ただ、注意していただきたいのは、「ほめれば、やる気スイッチが入るらしい」という計算が入ったほめ方をしてはいけません。たちまち子どもに見透かされて効果を発揮しなくなってしまいます。
本心から、感情を込めて、本気でお子さまをほめてあげてください。

脳の働きを邪魔するのはネガティブな思い込み 脳の働きにブレーキをかけてしまうのは、「自分はこの程度の人間なんだ」というネガティブな 思い込みです。親が気をつけるべきことは、子どもにネガティブなことを言わないことです。
「なぜできないの？」「あなたには無理よ」はＮＧワード。また、他の子と比べて悪い評価を下すようなことは絶対避けてください。 社長になりたい！という子どもには、「わーすごい！」といってその夢を聞いてあげてください。そして、余計なお世話をする大人がそばにいたら、親が子どもの夢を守ってあげてください。
やる気スイッチが入るためには、その気にさせるコーチングが大切です。あとは本人に人生を任せてみてください。
失敗も大人になる上で大切な経験なのです。
そしてこれは大人になっても同じ。「今さら夢なんて」と言わず、いくつになっても夢に向かって努力することが大切です。

成功体験の積み重ねが自信につながる 子どもに自分自身の目標を設定させてください。条件は数ヶ月から1年で達成できそうな目標を考えてもらってください。目標を明確にし、期限を設けることも必要です。この期限も子どもに決めさせてください。その上で本人に宣言させましょう。
「半年後までに英検3級取得する」「定期試験で数学で80点以上取る」などです。
そして目標を達成したら「すごいね！」と大いにほめます。一つの目標を達成させたら、また次の目標を設定しましょう。こうして小さな成功体験をいくつも積むと、やる気はさらにどんどんアップしていきます。
そして気づくとあっという間にやる気スイッチが入っていますよ！
大人の方は、その目標をもっと明確にしてみてください。そして、子どもど同じように、目標を書き出し、達成してみてください。失敗してもあきらめてはいけません。成功を手に入れるまで頑張り続けてください。
ゴールにたどり着いたときに、非常に大きな達成感を感じます。
大人になっても、目標と達成を繰り返して充実した人生を送ってほしいと思います。